授業での活用例~Ⅵ.「猿とヤシの実」の応用~


授業での活用例

※Interactive Physicsの活用例をいくつか紹介します。あくまでもひとつの例であり,こちらに記したもの以外にもさまざまな場面で活用することが可能です。

Ⅵ.「猿とヤシの実」の応用

まずは,通常の「猿とヤシの実」を再現します。このとき,Interactive Physicsではヤシの実の初速度をベクトル表示することができるので,命中させるための条件を理解しやすくなります。

通常考える「猿とヤシの実」では,猿(に見立てた物体)は自由落下します。では,猿(に見立てた物体)に初速度がある場合は,どのような条件が満たされればヤシの実は猿(に見立てた物体)に命中するのでしょう?

ヤシの実と猿の初速度をいろいろな値に設定して,何度もシミュレーションして見せます。そうすることで,生徒は命中させるための条件に気づきやすくなります。
授業の中で,生徒から「~のようにしたら衝突するのでは?」「~としても大丈夫なはずでは?」といった発言を引き出し,その場でInteractive Physicsで再現することができます。デジタルな教材を使うとコミュニケーションが減ってしまうのではないかという印象を抱きがちですが,Interactive Physicsをうまく活用することで生徒と教師がより深く,対話しながら探究活動的に学習することができます。
さらに,この状況は「猿から見たヤシの実の運動(ヤシの実から見た猿の運動)」を考えると理解しやすくなります。猿からは,ヤシの実は「等速度運動」して見えるからです。
Interactive Physicsでは,そのような相対運動を可視化できます。