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A 校庭の自然環境

 

樹木の検索

葉に見られる共通性

葉の標本づくり

顕微鏡を使った葉の観察


 

   教科書の内容の解説                           

樹木の検索

  樹木とは茎が木質(リグニン質で堅い状態)でできており,越冬芽が地面より高い所にある植物をいう。木本(草本に対する語)ともいわれる。

  樹木の種名は,植物図鑑によって写真やイラストを見ることによって調べることが一般的である。しかし,近年コンピュータの普及により,インターネットのホームページ上で検索の方法を公開しているものが多く見られる。URLがわかっているホームページの場合は直接アクセスすることができるが,ブラウザの検索機能や検索サイトを使い,「樹木の検索」をキーワードに検索することによって,目的にあったホームページにたどり着くこともできる。

 

<参考リンク>

樹木検索ができるウェブサイト

●栃木県立小山北桜(ほくおう)高等学校 緑地工学科の授業で生徒により作成したデータベース

http://www.hokuoh-hs.oyama.tochigi.jp/zukan_old/tree/index.htm

●緑化情報ナビ http://ryokka.kensetu-navi.com/

●国立科学博物館附属自然教育園http://www.ins.kahaku.go.jp/

●校庭の野草(岐阜県版) http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/zukan/yasou/s_menu.html

 

葉に見られる共通性

  葉脈があること以外に,樹木(木本)の葉に見られる共通性を考えさせる。葉が緑色であること,葉に表裏があること,草本と比較して葉がしっかりしていること(クチクラによる)などがあげられるだろう。また,顕微鏡観察によって葉緑体が見られることや,表皮に気孔が見られることなどがあげられるかもしれない。

 

葉の標本づくり

  教科書p.10の写真は,「押し葉の標本」の作り方を示している。採集してきた植物は適当な大きさに整え,最初の新聞紙にはさむ。次に植物をはさんだ新聞紙の間に,それぞれ同じ大きさの新聞紙(5)を水分の吸収のためにはさむ。さらに,板ではさみ,上に重しを乗せる。後者の新聞は,毎日とり替える。一週間から10日で植物は乾燥するので,適当な台紙に張り,データ(植物名・採集場所・採集日時等)を記入しておく。

 

顕微鏡を使った葉の観察

 最初は,ツバキやサザンカなどの肉厚の葉を材料にする方が,観察に適した切片を得やすい。葉の小片を発砲ポリスチレンにはさんで切る場合は,無理に切ろうとせず,軽くなでるように向こう側から手前にかみそりを動かすとよい。

さく状組織や海綿状組織などの構造や葉緑体を観察する。

  教科書図12の写真は,サフラニン液(木化した細胞壁を赤く染める)や,ライトグリーン液(細胞質やセルロースを緑色に染める)により,切片を二重染色したものである。

 

その他

高校せいぶつ実験 http://members.ytv.home.ne.jp/makasaka/

理科実験に力をいれて取り組む神奈川県立金井高等学校の授業をもとにしたサイト。

●同上 植物の組織(スケッチや二重染色による標本写真)

http://members.ytv.home.ne.jp/makasaka/seibutu/ikansoku/ikansoku.html

タンポポ調査 http://www.fsifee.u-gakugei.ac.jp/eilnet/eiltanpopo/index.html

 

<参考資料>                

●岩瀬 徹 他,「校庭の樹木」,全国農村教育委員会

●牧野富太郎,「学生版 牧野日本植物図鑑」,北隆館

●吉山 寛 他,「落葉図鑑」,文一総合出版

 

 

 

 

 








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