トップ>化学II>巻末付録>付録11 化合物の命名法
►有機化合物の構造による分類
有機化合物は,その骨格で分類される。まず,環状構造を含むかどうかで鎖状
(鎖式)化合物と環状(環式)化合物に大別される。鎖状化合物は,不飽和結合を含む
かどうかでさらに分けられ,また枝分かれしているかどうかで分けられる。
環状化合物は,炭素原子以外の原子をその骨格に含むかどうかにより,炭素環式
化合物と複素環式化合物に分けられる。炭素環式化合物は,脂環式化合物とベンゼ
ン環を含む芳香族化合物に分けられる。脂環式化合物は,環内に不飽和結合を含む
かどうかでさらに分類される。
このほか,官能基によりいくつかの同族体に分類される。
炭化水素では,普通次のように分類される。
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炭化水素の分類 |
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分 類 |
飽和炭化水素 |
不飽和炭化水素 |
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鎖状炭化水素 |
アルカン |
アルケン(オレフィン) |
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(非環式炭化水素) |
(パラフィン) |
アルキン など
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環式炭化水素 |
シクロアルカン |
シクロアルケン(シクロオレフィン) |
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(シクロパラフィン) |
シクロアルキン |
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(ナフテン) |
芳香族炭化水素(アレーン) など |
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複素環式化合物には,O,N,Sなどを含むものがあり,3〜10員環が知られて
いる。これにも,飽和,不飽和がある。次にいくつかの例を示す。



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