トップ新編生物I 改訂版>第2部 生殖と発生>第2章 発生の過程B ウニの発生

B ウニの発生

 

◆ウニの発生

@ 桑実胚には,外側に受精膜があるが,胞胚期になると,胚は受精膜をとかして海水中にふ化し,繊毛をもって遊泳するようになる。ウニの胞胚は,1層の細胞でできている。多層のカエルの場合との違いに留意させる。

A 原腸胚期には,カエルと同様に陥入が生じるが,カエルでは赤道のやや植物極側から起こるのに対し,等割をするウニの卵では真下(植物極)から陥入する点に注目させる。

B 原腸胚は,内外2重の細胞層からなり,内側を内胚葉,外側を外胚葉とよぶ。その間に中胚葉が次のようにできる。まず,陥入の途中に植物極側の細胞の一部が遊離して卵割腔に落ちこみ,一次間充織となる。その後,陥入した原腸の奥の細胞も遊離して,二次間充織となる。これらが将来分化して中胚葉となる。

C 胚はやがてプルテウス幼生となる。胚と幼生とは,餌を自分でとれるかどうかで区別される。幼生はやがて変態して,成体となる。

 

 

 

 









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